資格取得者の声

資格を取得された方から届いた声をご紹介します。

持田成子さん

地域食材のPRで地域活性化を


vege-table(べジタブレ)代表

持田成子さん(熊本県)

ベーシックコース渋谷1期

――受講のきっかけは?

観光関連に携わる父の『熊本県は2つの国立公園を有し、観光資源に恵まれているのに、宣伝が上手でない』という言葉を聞いて育ち、大好きな阿蘇をはじめ県内の観光資源に関心を高くもってきました。また、一方で農業県熊本は年間を通して農林水産物が生産できる稀有な土地でもあります。広がる水田は、阿蘇から流れ出た伏流水の涵養域として重要な役割を担っているほか、雄大な阿蘇のみならず、県内の田園地帯の自然と景観が至る所に点在しています。日頃よりこのような自然と、豊富な地下水、海の幸、山の幸、おいしい空気に恵まれた熊本の食の資源を繋いでいくことはできないかと思っていたところ、「フードツーリズムマイスター養成講座」の募集が目に留まり、即申し込みました。

――資格取得後の変化

この講座では、旅行業界の歴史をはじめ多岐にわたる内容を学び、確かな知識とスキルを得ることができました。資格取得後は、前にも増して熊本の宝が隠れていないか、食と農と観光の視点から宝探しをしています。

――今後どのように資格を活かしたいですか?

昨年4月に未曽有の震災が起き、観光の大きな柱である熊本城と阿蘇地域が大きな被災をしています。復興への長い道のりの中で、食と農のチカラで人も地域も元気をもらうことができるのではないかと信じます。熊本に住む人にも、訪れる人にも、故郷熊本から遠く離れて住む人にも、もっともっと熊本の美味しい野菜・果物・地下水・空気・景観の魅力を知って楽しみ、食べて元気に(健康に)なってほしい・・・。フードツーリズムマイスターとして豊富な食と農と観光資源を核にして、あたり前と思いすぎて気づいていない資源や、人を繋ぎながら、熊本の復興に繋げていけたらと思っています。

安田啓一さん

観光地で飲食店を経営


自営業(城埼温泉で喫茶店経営)

安田啓一さん(兵庫県)

ベーシックコース渋谷2期

――受講のきっかけは?

私は兵庫県の城崎温泉という温泉地で喫茶店を経営しています。城崎温泉は街全体が一つの旅館という考えのもと、旅館やお土産屋、遊技場、飲食店、そして外湯など、普通は一つの旅館の中にあるものやサービスが街全体に散らばっており、浴衣を着て外湯巡りや食べ歩きなど街全体でお客様が楽しめるようになっています。
私は喫茶店の経営者ではありますが、この城崎温泉で商売をしている全員でお客様をもてなすことを目指し、少しでも城崎温泉を訪れたお客様に満足していただけるようなサービスを提供したく、旅行者の目線で商品作りを行いたいと思ったことが受講のきっかけでした。

――資格取得後の変化

これまで食とツーリズムを考えた商品作りは行っておらず、受け身の姿勢で商売を行っていましたが、地域資源の活かし方や地域食材を利用したサービスの高め方などを学び、講座を受け改めて地元の食文化を見つめなおすことができ、商売においても地域活性化においても、フードツーリズムの大切さを感じました。
この事をきっかけに仕入れ先や地元の金融機関など、それぞれの幅広いネットワークから地域の食や観光にまつわる情報を得たり、その紹介で直接農家の方からこれまで知らなかったこだわりを聞くことが出来たりと、食を通し地域や様々な方との繋がりが出来ました。

――今後どのように資格を活かしたいですか?

地域や農家の方々との繋がりをお客様へのサービスにいかに活かしていくのか、現在考えているところです。お客様が何を求めて旅行に来られ、どういった体験をされたいのか、これまで漠然と考えていた事を体系的に考える事が出来るようになり、地域の食材毎に地域ならではの付加価値を加え、お客様に満足していただけるような商品を作りたいと思っています。
また、インバウンド旅行者の増加や泊食分離などの話題が多く、食とツーリズムはこれからますます注目されると思いますが、その期待に応えられるような地域の一員になりたいと思います。

拝郷紀行さん

地域の活性化を目指して


公務員

拝郷紀行さん(岡山県)

ベーシックコース渋谷5期

――受講のきっかけは?

生まれ育った地域内に埋もれている観光資源(食・文化・歴史)を活用して、日本国内はもとより海外からの旅行者や定住者を呼び込みたいと考えたからです。

――資格取得後の変化

受講したことで、生活の中で意識していないものにおいても、視点を変えることや特徴にスポットを当てることにより、新たな発見があるということに気付くことができました。また、単純にプランを組むだけではだめで、どのようにして旅行者を呼び込むことが可能になるのかについて、大切なポイントを学ぶことができました。

――今後どのように資格を活かしたいですか?

地域内に埋もれている観光資源(食・文化・歴史)を多くの方に知ってもらいたいので、地域外からの旅行者・定住者を呼び込めるようなツアーを企画し、ツアーを実行したいと考えています。

筒井菜月さん

世界に向けて日本のPRを


ミス・インターナショナル日本代表

筒井菜月さん(東京都)

ベーシックコース渋谷6期

――受講のきっかけは?

旅先でご当地ならではの味と出会うと、新しい宝物をみつけたようにワクワクします。その土地の文化や歴史、風土が食文化に現れているからです。
その土地ならではの魅力を広く伝えていきたいと思い、受講しました。

――資格取得後の変化

これまでは様々な魅力を感覚的にしか捉えてこなかったのですが、講座を通して体系的に考えることができるようになり、日々の生活の中にも新たな発見がたくさんありました。

――今後どのように資格を活かしたいですか?

講座で学んだ、食から地域を発信するための実践的な方法を活かし、海外からのゲストをお迎えする際、日本にまた戻ってきたくなるような魅力あふれるツアーを考えたいと思います。

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